「話せば長いふたりの話 それだけの話」あらすじ・感想

■書籍情報

著者こめり
書名話せば長いふたりの話 それだけの話
レーベルarca comics
出版社J PUBLISHING
出版年月日2021/12/10

■あらすじ

「付き合って10年、同棲はじめて3年も経って、

 まだ好きなとこ増えるなんて反則だろ!!」

萌え系漫画家の慎也と、

慎也の漫画をこよなく愛するオタクなエリート証券マン・春彦は、

そろそろ交際10年になろうかというのに相変わらずラブラブなオタクカップル。

同棲する家の契約更新をしたり、セックスしたり、春彦が上司にオタバレしたり、

軽く交通事故にあった春彦のもとへ慎也が全力ダッシュしたり、セックスしたり、

将来を少し心配したり、仕事への姿勢に呆れたり、スーツ姿に惚れ直したり、

未来を誓い合ったり…

どれだけ世界が変わっても、

変わらず相手を思い続けるふたりの、

愛いっぱいの日常再び♡

春彦の同僚でゲイ仲間でもある

意識高い系リーマン・東野と、

その年下彼氏との恋愛事情も収録☆

■カップリング

萌え系漫画家 × エリートオタリーマン

単行本帯より

攻:三原 慎也

受:野々宮 春彦

■感想

ランクA
こめりさんの新作は、「話せば長いふたりの話」の続編です!
なんと、前作は2016年とのことで…(連載かな?単行本も??)
え~もう5年も経っているの!?と驚愕しました。

表紙の二人には、あれ?こんな二人だったっけ…?と
思っていたのですが、本作を読み進めるうちに、
メガネ姿の春彦くんを見て、あー!これか!!と。
二人の出会いのエピソードを朧気ながら思い出していました。

慎也君と春彦君、付き合って10年目。
お互いの将来のこと、結婚のこと、仕事のこと、もしもがあった時のこと、
今の僕自身の心境と相まって、共感することが多かったです。
お互いにちょっと不満があったり、なんとなく言い出しにくいことがあったりしつつも
いつまでも仲良しこよしでいることは、それ自体は良いことだと思います。
お互いをつなぐ、目に見える「何か」がなくなって、仲良しでさえいれば…
と理屈では分かるけれど、それを欲したりしちゃう気持ちも、分かるんですよね。
事実僕がそうなので…

なのでメインの二人のラブラブぶり(もとい、日常)もとっても良かったのですが、
やっぱり東野さんカップルにも目が行っちゃいますね…!
スペインでのエピソードなんて、も~~~!
羨ましすぎる~~~~!!!
あんな公衆の面前で!彼氏が作った指輪を!こっそり付けられて!
片膝立ちでプロポーズされるなんて!!
す、すごいロマンチック…1000000点。
まぁ彼氏が自由人過ぎて度々ほったらかしにされるのは…あれですけど…
ロマンチックな演出はとっても良かったです。
 

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