「京極家の初夜」あらすじ・感想

■書籍情報

著者木下けい子
書名京極家の初夜
レーベルCRAFT SERIES
出版社大洋図書
出版年月日2021/11/15

■あらすじ

俺を愛せない?

現職の法務大臣を父親に持ち

その秘書を務める京極誠志朗は、

偽装結婚の相手の京極尊と

異母弟の礼央と一緒に新婚生活を送っている。

でも、真面目な誠志朗は罪悪感から

ついつい落ち込んでしまう。

そんな誠志朗に、尊は嘘じゃなく

本当の結婚にしてしまえばいいと言って……

愛はどこから生まれる?

裏表紙より

■カップリング

現在、専業主婦 × 堅物政治家秘書

単行本帯より

攻:京極 尊

受:京極 誠志朗

■感想

ランクA
「京極家の結婚」の続編です!わーい。
当時の単行本に、続編が連載中との情報があったので
その時から楽しみにしていました。

タイトルのとおり、本作のゴールは初夜です。
初夜に至るまでに、誠志朗が尊を意識し、
不器用に、でも少しずつ愛していこうと歩み寄っていく点が
きちんと描写されているので、いざ初夜の場面では
ああ…ついに…と感無量の気持ちになりました。
(作中に出てきた「よりそい守」が気になって調べたら、 
 乃木神社でゲットできるとのこと。いいなぁ…)

木下さん特有のやさしくやわらかなタッチで描かれる
京極夫夫のイラストが本当に素敵です。
表紙、裏表紙の幸福感あふれるイラストもさることながら、
各話のタイトルページも幸せいっぱいで…素敵なんです。
礼央がいると一気に家族感が増して親としての二人の姿、
尊と誠志朗の二人だけだと夫夫としての二人の姿が楽しめちゃう。
良いですね…

これで完結…?
でも朝倉先生が尊へバチバチに敵対心だしてたりして
そのあたりが収束してないから続投…?
初夜後のエピソードも読みたいので、私的には続投希望です!!
 

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