「だから俺を食べていい」あらすじ・感想

■書籍情報

著者ヤスエイ
書名だから俺を食べていい
レーベルdrap COMICS DX
出版社コアマガジン
出版年月日2021/11/08

■あらすじ

あいつに

触れられたところが

まだ熱を持っている

天才肌の画家・耀と、公務員の修司は幼馴染み。

社会人になって、思いがけずお隣さんとして

再会したふたりは、毎日のように会うことに。

それは、修司が作ったスープを届けるため。

耀のカラダは修司のスープで出来ているーー。

「だから俺を食べていいぞ」と豪語する耀を前に、

修司は彼に抱かれることを夢想し、

自慰をくり返してしまいーー!?

裏表紙より

■カップリング

天才肌の芸術家(ノンケ) × メガネの公務員(ゲイ)

単行本帯より

攻:高坂 耀

受:芥野 修司

■感想

ランクB
ヤスエイさんの新作ですね!!
ヤスエイさん好きです…大好き…

作品に出てくるお料理がどれも素敵なんですよね。
今作はスープですが、修司とお母様のエピソードがめちゃくちゃ素敵…
あんなこと言われたら、お母様も作って本当に良かった~て思うのでは。
そんなスープを、修司は耀に向けて毎朝作っている、というのがまた…
想いを伝える手段って、言葉だけじゃないよねぇと思い知らされます。

タイトルがまたすごい誘い文句~!と思うんですけど、
あらすじのとおり、これは耀から修司へ向けたメッセージです。
修司からいつもスープをもらってばかりで、
そればかり食べている耀のからだは、修司のスープで出来ている。
耀は自分には返せるものがないから、俺を食べていいぞ、
という意味でそのように言ったと解釈しているのですが、
片思いの相手からそんなこと言われたらねぇ…!!
エッチな意味で取っちゃいますよねぇ…!!
(まぁ修司は耀に食べられちゃうんですけど…)

メインのお二人のもだもだ(ほぼ)両片想いも良いのですが、
実は個人的に…「COFFEEマガリ」のマスターが気になる…!
メインの二人をくっつけるきっかけを作りだした
いわばキューピッド的な役割の方なんですけど、
こういうキャラを好きになってしまうの、業を感じる。
 

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