「ごちそうΩはチュウと鳴く」あらすじ・感想

■書籍情報

著者はなさわ浪雄
書名ごちそうΩはチュウと鳴く
レーベルTulle Comics
出版社ブライト出版
出版年月日2021/10/31

■あらすじ

先生を抱いていると、

噛みつきたくて

たまらなくなるんです。

ネズミ族のΩ(オメガ)・胡桃沢(くるみざわ)さちおは、

キツネ族のα(アルファ)・宇迦野(うかの)が苦手だ。

2人は漫画家と担当編集者という立場だが、

胡桃沢は宇迦野の獲物を値踏みするような

瞳に日々怯えている。

締め切りが迫るある日、胡桃沢はΩ専用サロンで

発情してしまい、宇迦野に助けられる。

発情がおさまらない胡桃沢は、

宇迦野の「中出しすれば一発で終わる」という

甘言に流されてしまう。

初めて知ったセックスは、

食べられてしまうという恐怖と隣り合わせで、

恐ろしいほど気持ち良くて…!?

裏表紙より

■カップリング

大手出版社勤務のエリート編集者 × ちょっと落ち目の青年誌漫画家

単行本帯より

攻:宇迦野 忍

受:胡桃沢 さちお

■感想

ランクA
最高だった~~~~!!!
キツネとネズミ、捕食関係の二人が織りなすラブコメ、
も~可愛くてエッチで、ちょっと辛い過去もありつつ
とっても素敵なラブもあって、本当に良かったです。

ネズミのさちおがとにかくカワイイ。
ネズミモードのさちお…ふくふくしていて柔らかそうで
さちお自身が食糧としての自分に自信を持つのも分かるくらい。
宇迦野さんに本当の意味で食べられかけて、気まずい別れ方をした後、
彼を追って、彼の真意を聞いて、彼の掌の上でのネズミ姿の告白。
あれが最高に可愛かったです。ネズミちゃん…
半分ネズミモードの時も、耳と尻尾が出るのがカワイイ…

そんなカワイイカワイイさちおを食べちゃいたい宇迦野さん。
初見こそ、キツネらしい狡猾な人なんだろうなぁ…とジト目に。
人型の時もめちゃくちゃキツネらしい見た目で腹黒さが
滲みでている気がしていたんですよ。
でも…!!!
宇迦野さんのさちおへの想いを聞いた時、
このキツネ攻はいいじゃない!!!と、てのひらクルーしちゃいました。
雪がちらちらと降る中、さちおと抱き合いながら
彼へと向けた思いの丈を伝える言葉は、本当に良かったです。
これこそ、キツネぶって見せていなかった彼の本音、と思うと
さちおのこと大好きすぎるでしょ…!!!とぶちあがりました。

とても素敵な作品と出会えて、本当に嬉しい!
 

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