■書籍情報
| 著者 | かざみ幸 |
| 書名 | インモラルナイトメア |
| レーベル | equal collection |
| 出版社 | 笠倉出版社 |
| 出版年月日 | 2021/11/01 |
■あらすじ
何をするにもことごとく不運になってしまう御幸。
歩けば転び、食堂のパスタはいつも具がないなど、
毎日がアンラッキー状態。けれど大学の寮で一緒になった
セナとキラはいつも御幸を気にかけ優しくしてくれる。
初めてできた親しい友達に喜ぶ御幸だったけど…。
そんな二人が実は悪魔で、大学自体が悪魔の学校だと
知ってしまう。しかも御幸が放つ不幸オーラを目当てに、
セナとキラが寝ている間に体をまさぐっていて…！？
悪魔な二人が不幸体質の冴えない大学生を
あの手この手で奪い合う、禁断のトライアングルラブ。
裏表紙より
■カップリング
攻１：気さくで元気をくれる悪魔・セナ
攻２：落ち着いていて優しい悪魔・キラ
受：不幸体質な大学生・不動 御幸
■感想
| ランク | B |
天涯孤独のアンラッキーボーイが
二体の悪魔にロックオンされてしまい、
媚薬や触手のスパイスもありつつエッチなことに
巻き込まれてしまう！という、なんとも美味しいお話。
こういう作品って、お約束なのが攻２人が学園の２大プリンス！
というものだと思うのですが、こちらはそんなことなく。
名家ではありそうなのですが、はちゃめちゃな特別扱いとか
学園中の悪魔たちから一目置かれているとか、
そういうところが無いのが新鮮でした。
本作の悪魔にとって、不運を含む負のオーラが一番のごちそう。
御幸は極上の負のオーラを持つそうなので、攻二人はそこに惹かれた。
ただの摂食対象でしかなかったのに…？
というところの描写がもーーっと読みたかったなぁ～と思いました！
勿論、最初から好感度100％の愛情を受けてる御幸、というのも良いものですが、
そのあたりの葛藤を経て、攻同士のプライドバチバチ３Pからの
仲良し３P、という流れが読めたら良かったなぁと。
あ、攻同士のプライドバチバチ３Pからの仲良し３Pは、本編で読めますのでご安心を。
あと、御幸のおばあちゃん亡くなる必要なくなかったですか！？
魔王様のお仕事が忙しくなっちゃったとかそういうこと…？
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