「大人倶楽部」あらすじ・感想

■書籍情報

著者吉田ゆうこ
書名大人倶楽部
レーベル&.Emo comics
出版社海王社
出版年月日2021/10/01
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大人倶楽部 (&.Emo comics) [ 吉田ゆうこ ]
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■あらすじ

良家の子息が多く通う学園に

転校してきたはるか。

その目的は”大人倶楽部”で

おもちゃとして男に抱かれ、

実家への援助を得ること。

しかし大人倶楽部は存在するが、

その慣習は既に廃れていた。

困ったはるかが挑発的な態度をとると、

部員のひとりである永良(ながら)に

奥の小部屋へ連れ込まれ

体を暴かれてしまう。

その上永良とは同室だということが判明し、

戸惑う中での学園寮生活が始まりーー

裏表紙より

■カップリング

攻:常に不機嫌な表情を浮かべる大人倶楽部のメンバー・永良 亮介

受:実家の会社への出資をもくろみ大人倶楽部へ近付く転校生・岬 はるか

■感想

ランクA
待って~~~~~
めちゃくちゃに少女漫画してて最高なんですけど~~~~!!!!!
もちろんすることはしてるんですけどね。

冒頭のはるか、あんまり好きじゃないなぁ…と思っていたのだけど、
それは強い覚悟ゆえの虚勢だった、と分かると、け、健気~~~!!!と
掌返ししてしまった。
大人倶楽部の「おもちゃ」になる。
今まで身体を使って誰かに擦り寄ることなんて考えられない暮らしを
していた少年が、その覚悟をするってどれほどのことか。
父親に言われたから(実際は違うけど)ってそうできますか…

そんな捨て身のはるかに不器用な優しさで応える亮介くん。
彼も決して大人ではないんですよね。
自分が幼くて無力であり、親という存在に未だ敵わないことを知っている。
だからこそ、何もかも捨ててでも親よりも上に立つ、という覚悟をしている。
覚悟を持った二人のお話なんですよね…

そんな二人がかりそめの恋人になる、というところで学生編が終わってしまって、
社会人編へ…となるんですけど、ついぞ描かれないかりそめ恋人編のワンシーンが
最終話でちらりと覗き見れたの、はちゃめちゃ良かったです。
社会人編も初々しい二人が可愛いったらない…
いやぁもう素敵な作品でした。
 
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