「ふたりの息子に求婚されています」あらすじ・感想

■書籍情報

著者佳門サエコ
書名ふたりの息子に求婚されています
レーベルディアプラスコミックス
出版社新書館
出版年月日2021/09/15

■あらすじ

親子であり恋人同士でもある

義理パパの啓一と双子のレンとタクミ。

息子たちが社会人となったのを機に

結婚の話を進めていたが、

突然啓一に大阪店への転勤の話が出る。

大阪に向かった啓一の前に現れたのは

彼の過去を知る男で……!?

社会人になった大人の色気満載ツインズ×

義理パパの甘く激しいトライアングルラブ

裏表紙より

■カップリング

攻1:双子の兄。有名製薬会社の営業兼研究職員・レン

攻2:双子の弟。一流メーカー勤務の水泳選手・タクミ

受:バーテンダーを生業とする双子の義理の父親・啓一

■感想

ランクA
佳門さんの作品は毎回エッチで良いですねぇ…

ここからBLに入る人とかやばくないですか?
エッチの基準がこの作品になってしまうと、
そんじょそこらの作品では満足できない体になりそう。
てかこれ、成人指定にした方が、良くない…!?

さて、「ふたりの息子に~」も5作目です!
タイトルが変わりましたが、帯にあるとおり「この巻からも楽しめ」ます!
ここで虜になったら、ぜひ前作群も読んでほしいです。

ついに双子が社会人になりました。
身体も心も大人になっていくけれど、
啓一の愛し方は変わらない、って良いですね。
そしてそんな二人の愛を受け入れられる啓一さんの身体に敬意を表しつつ…
(だって凄くないですか?ほぼ毎回二輪挿しですよ…!?)

今作は啓一の過去が明らかになります。
幸せになるぞ~!という序盤のムードから一転、
過去と向き合わなければならないところはシリアスに…
過去の清算はできないけれど、息子兼夫のふたりと乗り越えた先に
見つけた答えをぜひ大切にしてほしいです。

世間から見たらアブノーマルと言われるだろう関係ですが、
狭い世界であっても、彼らの幸福は、彼らが定義すべきと思います。
だからこそ、彼らの周囲だけは彼らの味方になってくれて、本当に良かった。

そして次作はなんとハネムーンだそうです!
もうハネムーンで何をする、というのは今作で暴露しているので、
今から楽しみです…!
もう幸せになる、と決めたので思いっきりハッピーな次作になってほしい~!
 

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