■書籍情報
著者 | 春之 |
書名 | いつくしむ、さを鹿の声 |
レーベル | mimosa |
出版社 | リイド社 |
出版年月日 | 2021/08/24 |
■あらすじ
高校生の頃剣道部に所属していた冬月(ふゆつき)は、
部の集まりで8年ぶりに同級生の陽介(ようすけ)と再会する。
陽介が主将を、冬月が副主将を務め、部を大きく成長させた二人。
しかしある事がきっかけで距離ができてしまい、
卒業後会う事はなかった。
再び友人という関係を築き、今の陽介を知っていく冬月。
一方の陽介は、ある事に対する後ろめたさが残ったまま
冬月と交流を続けーーー
裏表紙より
■カップリング
攻:冬月に対し後ろめたさを抱える柔道整復師・倉田 陽介
受:陽介に淡い想いを寄せる真面目な教材編集者・斉藤 冬月
■感想
ランク | B |
素直に良かった。
二人の間に存在するわだかまりや葛藤の丁寧な描写、
二人の出会いが運命的であり、「繋がっていた」と思わせる巧みさ…
素晴らしい作品です。
惜しむらくは二人のイチャイチャラブラブぶりが
描きおろしでしか拝めなかったことーーーー!!!
陽介が無意識に冬月を意識しているところ、
ふとした触れ合いや、偶発的に押し倒してしまったところ、
などなどピンポイントで萌え滾るシーンはありますし、
お互いがくっつくまでの過程を楽しませていただきました!
そういうの大好物なので、とっても良かったと思っています!
…が、人間とは欲深いものでして…
両想いになってからの二人をもう少し見たかったなぁと。
エピローグ的な1話を、描きおろし以外で読んでみたかったなぁと
素直に思います。
もちろん、描きおろしは良かったです!
二人のお初…陽介のがっつき…良きかな…
陽介、中身も外見も大変好きです。
見た目が派手な攻も良いけど、硬派な見た目の攻もだーいすき。
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