■書籍情報
| 著者 | マミタ |
| 書名 | ふれないでリトルスター |
| レーベル | メロキス |
| 出版社 | 集英社 |
| 出版年月日 | 2021/07/26 |
■あらすじ
血のつながらない義理の親子のユキとハル。
オメガだがヒートのこない体質のユキは、
アルファのハルと仲良く暮らしていた。
しかし、ハルの18歳の誕生日に突然、
彼にキスをされ、告白されてしまう。
そのキスをきっかけに体質が変化し、
初めてのヒートに襲われ混乱するユキ。
そして、その匂いに誘惑されたハルと
一線を越えてしまい……。
幼い頃からユキに片想いをしているハルと、
育ての親としての立場と恋心に葛藤するユキ。
クールな年下α×ヒートのない年上Ωが紡ぐ、
まっすぐ一途なオメガバース・ラブストーリー。
裏表紙より
■カップリング
攻：両親を亡くし引き取られたユキに恋する男子高校生・須藤 ハル
受：ハルを引き取ったデザイナー・須藤 ユキ
■感想
| ランク | A |
年下攻の醍醐味がしっかり味わえる良作～～～！！！
すごい…この攻はぜったいすごい攻になる…と分かっちゃうくらい、良い年下攻です。
クールぶっちゃう癖に、本心では年相応にじたばたしていたり、
初エッチこそ暴走してしまうものの、それ以降は受のことを大事に大事に扱ったり、
きちんとおあずけが出来たり…
そんでも～～～大人になって帰ってきたハルの雄味、やばかった…！！
アルファの攻～～て感じで、良かったです…
ストーリーも良かったです。
吉池マスコさんの「マイボーイ」とか（こちらは息子×父ではないのですが）
親子モノ（近親相姦でない）、結構好きだな～とは思っていたのですが、
その思いを強固なものにしてしまいました。
2人が家族としての関係を築いていく様を見るのが好き。
息子が親代わりの人を好きになっていく過程を見るのが好き。
息子だと思っていたのに、気づいたらこんなに大きくなって…ていう親の動揺を見るのが好き。
血のつながりがなくたって、家族になれるんだよって
教えてくれているみたいに思えるから、きっと好きなんだなぁ…と。
それをぜーんぶ満たしてくれる本作です。
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