「蛍火艶夜 上」あらすじ・感想

■書籍情報

著者amase
書名蛍火艶夜 上
レーベルBUNCH COMICS
出版社新潮社
出版年月日2023/08/15

■あらすじ

「このえり巻
 先に特攻で逝った人から貰ったんです」

1945年3月、徳島。

報道の為、特攻隊の写真を撮影に来ていた
カメラマンの淀野は、田中志津摩一飛曹の
朗らかな笑顔に惹かれながらも、
彼の運命を思い、うしろめたさを覚えてしまう。

ある晩。

不意に淀野のもとを訪れた志津摩。
話し込むうちに、レンズ越しには見えなかった深淵がーー。
(『田中志津摩一飛曹編』)
時は第二次世界大戦末期。苛烈な争いのなか、國の為、
自らの命を武器に闘うべく募られた特別部隊。
”神風特別攻撃隊”ーー…。
焦燥、憧憬、苦慮、希望、そして慕情。
生命の灯が揺らぐ日常で、魂をぶつけあう漢たちの
秘められた夜6編に加え、特別描き下ろしを1編収録。

濃厚な筆致と人物描写で描きあげる
オムニバスストーリー、劣情の上巻。

裏表紙より

■カップリング

攻:特攻隊の写真を撮るため徳島にやってきた新聞社のカメラマン・淀野 

受:黒いえり巻を身に着ける特攻隊員・田中 志津摩

*田中志津摩一飛曹編

■感想

ランクA
 
 

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