■書籍情報
著者 | あまさわ蟹 |
書名 | 似てない僕らのままで続く |
レーベル | mimosa |
出版社 | リイド社 |
出版年月日 | 2021/06/24 |
■あらすじ
中学の同窓会に初めて参加した吉村(よしむら)は、
帰りの駅に向かう途中、学生時代はほとんど
接点のなかった安達(あだち)に声をかけられる。
同窓会で恋愛について吉村が自分の意見を
友人にきっぱりと話していたのが
カッコよかったという安達に驚く吉村。
ある日終電を逃した吉村は、駅でパリピな
友人たちと一緒にいる安達と遭遇し、
家に泊めてもらうことに。
恋人と住んでいたという広すぎる家での
ルームシェアを提案された吉村は、
実は安達と趣味が合うことを知る。
住む世界が違うと思っていた相手と
始めたルームシェア。
それは小さな変化の連続でーーー
裏表紙より
■カップリング
恋をしたことがないデザイナー & 恋をすることが楽しい美容師
単行本帯より
攻受不明:吉村
攻受不明:安達 湊
■感想
ランク | B |
こ、これはどっちが攻でどっちが受なの~~~~!!!!
と叫んでしまいました。
リバでもよさそうですが、なんとな~く安達くんの方が受よりかな…と。
元カレ、まぁ攻っぽかったし…
よくよく見たら、帯に「友達以上恋人未満」としっかり書いてあったので、
まだ夜の役割分担は未定、ということね…!
攻受話はさておいて、二人の間に流れる
ゆるく優しく穏やかな空気がとても絶妙で、
むず痒いような、頬が緩むような可愛らしさが素敵でした。
誰かと関係を築いていくときの、丁寧なステップを見ているような、そんなお話です。
コメント