■書籍情報
著者 | 夏下冬 |
書名 | 私立帝城学園ー四逸ー 3 |
レーベル | ザオメガバースプロジェクト |
出版社 | ふゅーじょんぷろだくと |
出版年月日 | 2021/05/10 |
■あらすじ
子供の頃から那治(なち)を追い掛けてきた春太(はるたか)。
しかし自分が抱えてきた想いは恋ではなく、
憧れだったと気が付く。
エリートのα達が集う帝城学園に入学したことも、
那治のようになりたいという想いからだった。
春太はようやく自分らしく在ることに目を向ける。
そんな春太を見守ってきた四逸のメンバー葵木(あおき)。
彼は成長した春太へ とある提案をする。
裏表紙より
■カップリング
将来を期待されている政治家の跡取り × 自由奔放に世界を飛び回る画家の息子
単行本帯より
攻?:葵木啓文
受?:一条春太
■感想
ランク | A |
帝城学園も3巻になりましたね…!!
いや~春太は誰のものになるの~~~~!!!???と
毎巻わくわくしているのですが、葵木先輩とくっつくのが濃厚に…?
とはいえ、今回はそこまでカップリング色が強くなっていません。
大好きだった那治と前向きな決別を経て、
「自分が本当は何をしたいのか」に目を向けて一歩を踏み出した春太が
これから葵木先輩の元で成長していく…
と思いきやのトラブルで、春太はえっちなトラップにかかりっちゃうし
それを助けるために葵木先輩も必死になっちゃうしで、
葵木×春太でもうよろしくお願いします…!!!!となりました。
でも、葵木先輩の春太への感情は恋愛のそれ、というよりも
保護・庇護の対象のような感じがしているので、
ここからどうやってくっついていくのかな…とめちゃくちゃ気になっています。
春太は帝城学園でやっていくには純粋さが勝ちすぎているけれど、
とはいえ、春太の良さであるそれが歪んでいくような展開には
ならないと思っています。(今作の春太からもそれを感じ取れますし…)
春太は春太のままで、葵木先輩ときっと結ばれる…んだろうけど、
最終的にどうなるかは、本当にわからないですね。
そこが不安でもあり、楽しみでもあります。
単行本の帯によれば、今作の連載が再開するのは今秋とのこと。
ボリューム的に、次で完結にはならなそうな気がしていますが、
ともあれ、来年くらいには4巻出るのでは?楽しみに待ちましょう!!!
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