■書籍情報
著者 | 猫乃森シマ |
書名 | 異世界で年下騎士に世話を焼かれています |
レーベル | ルチルコレクション |
出版社 | 幻冬舎コミックス |
出版年月日 | 2021/04/24 |
■あらすじ
ごく普通の会社員の光岐は、
三十路になって仕事がさらに忙しくなり寝不足な毎日を送っている。
ある朝、女子高生まりあに助けを求められ
その手をとった光岐は、気づくと教会のような場所で、
妙な格好の男に剣を突き付けられていた。
聞いたことのない言葉を話すその男の血を与えられると、
光岐は言葉が理解できるように。
この世界に必要なのはまりあで、
巻き込まれてやって来ただけでお荷物な光岐のことを、
血を与えてくれた第二騎士団副団長ヴォルクは何かと世話を焼く。
そんな中、擦り傷ができた光岐は、治癒術を施されて昏倒。
ベッドで気付くと隣には大きな狼がいて……!?
裏表紙より
■カップリング
攻:無愛想で強引な若き騎士団副団長・ヴォルク・オブシディアン
受:ワーカホリックな元会社員・月森光岐
■感想
ランク | B |
異世界モノの設定が似通ってしまうのは仕方ないと思うのですが、
「異世界の沙汰は社畜次第」に攻・受含め設定がよく似ている…気が…します。
逆に言えば、あちらの作品を楽しめれば、こちらも大いに楽しめます!!
設定を説明するところはセリフが多くなりがちですが、
そういうのを含めて異世界モノが好きな人は気にならないはず!
むしろ、ちゃんと考えてる~!と感心すると思います。
今作は魔力や魔力回路がお話の中核を担うので、覚えておきたいところ。
受は、魔力を持たない(異世界に転移しても魔力なし)けれど、
現世の能力を活かして仕事を見つけ、異世界では重要視されていなかった職業の
地位向上に貢献していく社畜根性のある元会社員。
攻に対しては一貫して塩対応気味ですが、
続編ではもう少し態度が軟化すると思われます。
攻は、当初無愛想だけれど、攻に食事を食べさせたがったり
仕事に没頭しすぎないように仕事帰りに迎えに来たりと
強引な態度ながら甲斐甲斐しい旦那気質の騎士様です。
しかも獣属性も持ち合わせてますよ…!!黒い狼です。ひゅー!
続編もあるようですので、続きを楽しみにしたいですね。
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