■書籍情報
著者 | 隈世アキ |
書名 | 狼のボニート |
レーベル | Qpa collection |
出版社 | 竹書房 |
出版年月日 | 2021/10/29 |
■あらすじ
建築の勉強で遠い国に留学しにきた日本人のイオト。
留学先のエスパインは、獣人が多く住まう美しい国。
まだ友達もいない慣れない生活の中、イオトは
警察官をしているオオカミ獣人のレオに声をかけられる。
やっと友達が…!と喜んでいたイオトはレオにキスをされてしまう。
肉食系の獣人の挨拶と思いながら戸惑っていると
さらに抱きしめられ身体を求められ…!
イオトはレオの”ツガイ”だと情熱的に口説かれて♡
遠い異国の地で出会う、運命のハートフルロマンス!
裏表紙より
■カップリング
異国のオオカミ獣人 × 体も心もウブな大学生
単行本帯より
攻:レオ・カルバーリョ
受:雪平 伊音
■感想
ランク | B |
BLを読んでいるとき、脳内で声を再生することはないのですが、
レオは完全にCV.諏訪●順一さんでしたね。
エスコートに慣れたイイ男を演じさせたら
右に出るものはいないのでは…!?
ということで、レオです。
狼男ですよ。
身体的にも行動的にも狼男ですよ。
情熱的にぐいぐい来るけど、基本は紳士。
だけどやっぱり愛しい人を求めてやまないケダモノ…!!
イオトに対する態度とか言葉とか、
恋人にしたい男ランキング上位ですよ…!!!
狼って愛情深い生き物ですもんね…納得。
若干性急だなと思うところはあるものの
まぁ獣人だし!で済ませます。
というか、イオトがちょろかわすぎて心配。
こんなんレオに見つけてもらえなかったら
わっるいケダモノの食い物にされるところでしたよ。
そんなことにならないよう、レオの香りで身体を染め上げて防衛しておくれ。
ところで、作中の架空の国「エスパイン」。
おそらく言葉の響きが似ているのでスペインがモデルなのだと思います。
建築が特徴的とも言っていましたし。
レオはスペインというよりイタリア男みを感じるのですが、
スペイン男も似た感じなのかな…?
ボニートは、可愛い人、という意味だそうです。
タイトルの直訳は「狼の可愛い人」、つまりイオトのことですね。
タイトルからのろけるなんて…さすがレオ…エスパイン男…
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