「有休オメガ 三三九度」あらすじ・感想

■書籍情報

著者藤峰式
書名有休オメガ 三三九度
レーベルザオメガバースプロジェクト
出版社ふゅーじょんぷろだくと
出版年月日2021/05/10

■あらすじ

お互いの気持ちを確かめ、晴れて古池と結ばれた鈴谷。

ハッピーエンドを迎えたはずが、待っていたのはすれ違いの日々。

結婚に向けて仕事を頑張る古池との温度差を感じ、

気が付けばマリッジブルーに。

姑からはいびられ、職場では新入社員のΩ・宗木の教育係を命じられ、

もうストレスは最高潮!

結婚の重圧、仕事での責任、追い込まれた鈴谷の十八番は……

やっぱり有給申請!!


今年も主演男優賞をゲットできるのかーーー。

裏表紙より

■カップリング

攻:ちょっとずれてるエリート御曹司・古池祥大

受:Ω特有の現象である発情期を理由に不正休暇を取得するサラリーマン・鈴谷明継

■感想

ランクS
有休オメガの続編…!!!
もうこれだけで最高の作品であるとわかっていましたが、
読み終わって改めて思いました…
最高の作品…

藤峰さんの作品は、セリフにめちゃくちゃセンスがあって大好きです。
セックス中であっても言葉遊びを決して忘れず、
しかも漏れなく面白くって笑っちゃうんですよね…!
特に攻の古池君に言わせるセリフが天才過ぎて笑ってしまう。

前作は、怠惰な受が有休(不正取得)ライフを
攻にめちゃくちゃにされるところから始まり、
殺意まで抱いていた彼に絆され、番になったことを受け入れるまでを
コメディタッチに、ときにシリアスに描いていました。

今作はその続きです。
タイトルとあらすじのとおり、今作はふたりの結婚がテーマです。
番なのだから結婚しなくても十分と思っている受と、結婚を焦る攻。
受の新たな後輩くんとの出会い、攻を突然におそった不幸…
それらを通じて、結婚について考える受。

大体がコメディなんですけど、ふと現れるシリアスなシーンに、
泣いてしまいました。
ぜひ一緒に泣いてほしい…!!
あのカラーページ、マジでよかったよね~~~~!!!と…!!!

これ…描きおろしから察するに、続編…あるのでは!?
ぜひ続いてほしい。出会い、結婚、ときたら…てなりますよね!
もしその時が来たら、また大喜びで記事を投稿したい。
 

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