■書籍情報
| 著者 | テラシマ |
| 書名 | 普通に恋して |
| レーベル | mimosa |
| 出版社 | リイド社 |
| 出版年月日 | 2021/10/22 |
■あらすじ
学生時代からずっと「普通」と言われ続けてきた普川（ふかわ）。
正社員になるため派遣社員として頑張ってきたが、
突然会社のエース・須波田（すぱだ）から「独立する自分の会社に
きてほしい」と提案される。
普川は驚くが、自分を変えるために須波田と働くことを
決意。しかし、須波田は異常なほど誰からも好かれてしまう
「特別」な人間だった！
平凡な人生…のはずだったのに、須波田のいろんな
一面を知っていく中で普川の生活、そして
気持ちは変化し始めてーー。
裏表紙より
■カップリング
攻：学生時代から押された「普通」の烙印に思い悩む心優しきサラリーマン・普川 通
受：周囲の人間から異常に好かれてしまう普川の上司・須波田 倫次
■感想
| ランク | A |
かわいいお話～～～～！！！
攻も受もかわいい奇跡のカップル。
攻がお人好しの善人・高身長・いざという時頼りになる（けど、基本はヘタレ）…
これめちゃくちゃ大型ワンコ攻じゃないですか！！
はぁ～なるほどね、そりゃ好きですわ…
彼は「普通」であることにコンプレックスを持ってしまっているんですが、
そこが彼の魅力であり、受の倫次さんが惹かれたところです。
というか学生時代や前職場の人間たちの見る目なさ過ぎただけなのでは…
と疑ってしまうくらい普通に「できる」人だと思うんです。
突出した「何か」があるわけではなく、オールマイティにできるから
目立たないように見えるだけなのでは。
新職場の人たちは、そこを分かってくれているから、
倫次さんに引き抜きされて本当に良かったよね…！！！
受の倫次さん。
オンはできる大人の男、オフはぽややーんとした可愛い人、
と印象がまるで違うギャップに萌えてしまう男…
その特異体質（モテすぎる）から、家族以外の誰かと
深い関係を築くことを避けていた人なので、
普川くんと関わるようになってから
パ●コのはんぶんこ、とかピザのシェアとか、
そういった小さなことにも喜びを覚える姿が本当にかわいい。
彼にとっての初恋がいま始まっているので、
普川くんを色々と振り回すことになるのだと思うのですが、
ぎゅんっ！となりながら普川くんもそれに応えていくんだろうなぁ
と想像するとニコニコしちゃう。
というかキャラの名前…！！
普通攻のスパダリ受を名前で表してくれる親切ぶり。
受はスパダリ一族なので、兄（利一）も弟（理央）も名前に「スパダリ」が入ってるんです。
すごい…
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