「拈華を待っていた」あらすじ・感想

■書籍情報

著者吾瀬わぎもこ
書名拈華を待っていた
レーベルREIJIN selection
出版社竹書房
出版年月日2025/08/01

■あらすじ

僧侶である唯真(いさな)は、捜査中に殉職した
刑事の幼馴染・羣司(ぐんじ)を喪って以来、
涙を流せなくなっていた。
行き場のない怒りと、
最期まで告げることのなかった
羣司への想いを抱えて生きる唯真には、
煩わしく思う存在がいる。
羣司の月命日になると必ず墓を訪れる
後輩刑事・田鍋(たなべ)。
自身の抱える深い喪失感を実感するたびに
明るく前向きな田鍋の性格が、
忌まわしくて仕方がない。
羣司に可愛がられていた田鍋への苛立ちは、
思いもよらぬ言葉に変わり…?

あの人の代わりに
私を慰めてくれますか?

吾瀬わぎもこが描く
情念と救済の物語。

裏表紙より

■カップリング

唯真の思い人の後輩である快活で前向きな刑事・田鍋 篤智
殉職した刑事の幼馴染への想いを抱える僧侶・瀬藤 唯真

■感想

ランクA
 
 

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