「幸福の値段」あらすじ・感想

■書籍情報

著者小指
書名幸福の値段
レーベルChara COMICS
出版社徳間書店
出版年月日2021/10/10

■あらすじ

祖母の望みで貯めた結婚式も、ゲイの僕にはもう必要ないーー

祖母を亡くし、天涯孤独となった一崇(いちたか)。

バーで偶然出会った青年・ハナに、つい弱音を吐露してしまう。

これからは自分のために

そのお金を使うべきだと慰めてくれるハナに、

酔った勢いで「僕のヒモになってください」と懇願し、

一緒に暮してもらうことに。

お金で繋ぎ止めているだけの関係だけど、

このぬくもりを手放したくないーー

一日でも長く一緒にいられるように、試行錯誤する日々で…!?

裏表紙より

■カップリング

愛に冷めた青年 × 天涯孤独の会社員

単行本帯より

攻:花房 薫

受:三浦 一崇

■感想

ランクB
これ、帯のセリフが凄くて。
「お金なら渡しますから、ずっと僕のヒモでいてくれますか…?」
でも、このセリフ、どこにも出てきません。
ただ、作中の一崇さんの想いを適切に表現していると思います。

一崇さんなんですけどね、美人というわけでも
きゃわい~というタイプでもないんですけど、
恥じらう姿や意を決して何かを告げる顔がめちゃくちゃ可愛いんですよね…!!!
あとは性格がとにかく健気…健気受すき。
ただ一崇さんの健気は、彼の恋愛経験のなさと相まって危うい健気さ。
ホストにハマったりしたらやばい感じ。
奔放そうなハナと少しでも長く関係を続けられるように
本音を殺し、お金だけの関係だと強く言い聞かせ、
それでもハナを想い続けてしまう…なんていじらしいの。
と、外見だけではなく、ひたすら一崇さんカワイイ~てなっちゃいます。

攻のハナがね…
なんというか煮え切らない男なので、あーもう!!!てなり、
終盤でようやく男を見せるか…!?と思いきや、あーもう!!!てなる。
でも、最後の最後で前を向いてくれたので、
一崇さんの尻に敷かれててくれよ…と思いました。
 

コメント

タイトルとURLをコピーしました