■書籍情報
| 著者 | 文川じみ |
| 書名 | ページをめくるその前に |
| レーベル | Chara COMICS |
| 出版社 | 徳間書店 |
| 出版年月日 | 2021/12/10 |
■あらすじ
憧れの小説家＝冴えないおっさん！？
年下のセフレには、絶対に正体を明かせないーー！！
コアなファンに支持される小説家「はざま伸（しん）」こと梶間（かじま）。
ゲイである彼は、サイトで知り合った大学生のヒロと
身体だけのドライな関係を続けていた。
ところがある日、本屋で自著を手に取っていると、まさかのヒロに遭遇！！
なんと彼は「はざま伸」の大ファンだった！！
「身体の相性も良いけど、梶間さんと大好きな小説の話できるのすっごく幸せ」
あまりの熱心さに本人だと言い出せず、
自分で自分のファンを演じるハメになって…！？
裏表紙より
■カップリング
人気小説家 × ファンの青年
単行本帯より
攻：梶間
受：貴裕
■感想
| ランク | A |
良かった。すごく。
文川じみさん、お名前は存じ上げていたのですが、
実際に手に取って購読したのは初かもしれません。
今回、琴線に触れたのが表紙の梶間さんです。
メガネを外し、前髪をかき分けてみたらそこには…
硬派でカッコイイ男の人が…！？という。
この真顔の梶間さん、めっちゃくちゃタイプ。ドタイプ。
あと、お話の設定も好みでした。
漫画以外で読書なんてしそうになさそうなセフレの大学生が、
実は自分の大ファンで…でも正体を明かしてがっかりされたら、
セフレという繋がりもなくなってしまうかもしれない…
という、ひとつの大きな嘘があるうえでのラブストーリー、
好きなんですよね～！
その嘘がどう転ぶのか？ってドキドキしちゃうから…
はい、そして今回の攻・梶間さん。
見た目に頓着しないので無精ひげ・髪はボサボサのもさい感じ。
よくもまぁこんな姿でリアルの待ち合わせしたなぁ…と思うよ。
貴裕くんでなければお茶して解散コースだったぞ。
僕だったら遠目から色々確認しちゃうと思う…が。
（ここが陽の者と陰の者の境目なのかも。）
でも、見た目をきちっとするとハチャメチャかっこいいし、
何よりセックスが上手すぎるとのことで…ごくり。
スケベスイッチが入った時のセクシーな目が最高に興奮する、
と貴裕くんも言っていましたが、それ、分かる～～～～
ケダモノスイッチが入るときの男、エロい説。
あと、まぁまぁ後ろ向きな梶間さんなんですけど、
好きな子のためなら身体も張るし、度胸も出せるという男ぶり。
や、やば～～～好きになる～～～～！
エピローグでは、髪の短い梶間さんも見られるよ！
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