「ゴッドハンド千尋」あらすじ・感想

■書籍情報

著者御茶漬わさび
書名ゴッドハンド千尋
レーベルB’s LOVEY
出版社エンターブレイン
出版年月日2021/05/14

■あらすじ

斎藤純和が赴任した男子校には

「ア○ル開発の天才」通称ゴッドハンドがいるという。

誰もが認める美尻の持ち主である純和は

彼に目をつけられ、お尻のアナをいじられてしまった!!

しかもその正体は優等生の星野千尋。

普段は大人しい千尋のSっぷりが信じられない純和だが、

今まで知らなかった性感帯を開発されていくーー。

そのうえ、子供っぽく懐いてくる千尋がかわいくなっちゃって!?

裏表紙より

■カップリング

ドSな優等生 × 兄貴肌の陽キャ

単行本帯より

攻:星野千尋

受:斎藤純和

■感想

ランクB
帯に若干の偽りアリというか、受のアピールポイントは「陽キャ」では無い気が…
というところは置いておいて。


希望に燃えた教員の受が、名門校とは名ばかりの問題児集団クラスの担任となり、
生まれついての美尻を彼らにからかわれつつも、
そんな美尻だと「ゴッドハンド」に目を付けられるのではないか、
と心配されたら案の定目を付けられました…という導入。

表紙のインパクトこそ、ゴッドハンドの攻に開発されまくって
快楽責堕ちアへ顔エンドなのでは…!?期待させるのですが、
良い意味で裏切ってくれました。

単に前立腺責めが上手い攻ですが、恋愛経験がまるでありません。
初めて信頼できる大人として現れた受への想いが
尊敬から恋愛へと変わっていくも、手マン以外はたどたどしい…
そんな攻がまー可愛いこと。
ある意味でオネショタです。(暴論)

そして、なんでも上手くやろうとしてモダモダしてしまう攻を
あるがままに受け止める受…男前です。
攻の姿勢や考え方を否定することなく認め、導く教育者でありながら、
開発された身体は貪欲に攻からの快楽を求める…ていう。
教育者なので現実世界ではだめですよ、
だめなんですけどここはBLファンタジーランドなんで…

正直、美尻設定を活かすべく、パラレルワールドやってほしい。と思ってしまいました。
具体的には美尻に惑わされた男子生徒たちをいろんな意味で受け止めるアホエロです。
頼む、番外編の薄い本をお願いします…!!!

 

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