「あずきとすきはバカに煮らせろ」あらすじ・感想

■書籍情報

著者あたる
書名あずきとすきはバカに煮らせろ
レーベルmimosa
出版社リイド社
出版年月日2021/12/23

■あらすじ

運動不足を解消しようとロードバイクに挑戦した阿部(あべ)は、

慣れないスポーツをしたせいで道路の真ん中で倒れてしまう。

そんな阿部を目撃し助けてくれたのは製餡所(せいあんじょ)の社長代理・聡一(そういち)。

コンサルティング会社で働く阿部は、小さな工場で長く守ってきた味を

自分の代では広めていきたいという聡一の手伝いをすることに。

無口で無表情だが仕事に対して誠実でまっすぐな聡一と

交流を重ねることで、阿部は仕事への熱意を思い出す。

一緒に商品開発をしながら、二人には小さな変化が芽生え始めーーー

裏表紙より

■カップリング

攻:寡黙でローテンションな製餡所の社長代理・百井 聡一

受:寄る年波を気にするPR会社の中間管理職・阿部 たかお

■感想

ランクA
聡一くんみたいな攻、めっちゃいいですよね…
普段はローテンションだったり、表情が無だったりで
何を考えているのか掴めないものの、
自分の仕事にはとても真摯で、将来のビジョンも持ち、饒舌になる様とか、
恋人になったらめちゃくちゃ甘くなるところとか…
あとは普段無表情なのに、阿部さんのことになると表情豊かになるところ!
そういうところに特別感が出るのってすごく素敵だなぁって思っちゃう。
…ところで、聡一くんは元々ゲイだった、で良いんですよね…?
描き下ろしの「いちゃいちゃ編」で、聡一くんがぼそっとつぶやいたセリフが
そうと思わせるんですけど、合ってますかね。

そして阿部さん。
安定志向でちょっぴり見栄っ張りな40歳。
仕事のためとはいえ、聡一くんのために40の胃には重い
クリームたっぷりのかき氷を平らげたり、
満身創痍になりながらフットサルに付き合ったり、
なんだかんだ聡一くんを無意識ながら可愛がってて、
年上受、かわい~~~!という感じ。
回を追うごとに、見た目も可愛くなっていくのがまたイイです…!

あと重箱の隅をつつくようで申し訳ないのですが…
阿部さんの設定、帯には「甘いもの好き」と書かれているのですが、
作者ご本人のキャラクタ紹介では、「実は甘いものは得意な方ではない」と書かれていて、
おおおおい帯!!!と思ってしまいました。
でも、もなかの皮でサザエさんのアレする阿部さんはめちゃくちゃ可愛い。
 

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